どうもOTAです。
緑がある生活は楽しいですよね。緑があるだけで心が豊かになった気分になります。
本記事では塊根植物パキポディウムの実生(みしょう)の仕方を実生初心者の私が紹介します。
目次
実生(みしょう)とは
まずは実生についておさらいです。
繁殖法のひとつで、種を蒔いて素材を作ること。手間のかからない繁殖法で、ゼロから盆栽としてしつけることができ、また根張りがよくできるという利点もあるが、一方では実生変化のため性質が安定しないという傾向もある。
https://kotobank.jp/word/%E5%AE%9F%E7%94%9F-22341
塊根植物に実生は多くのメリットがあります。パキポディウムはアフリカ、マダガスカルを原産とするので気候が違います。そのため、現地株と言われる輸入株を育てるのは難易度が高いです。
しかし、実生をすることで日本の気候に合った育てやすい株ができます。
種の調達方法
種の発芽率は鮮度の良さが重要だと言われます。鮮度がいいほど発芽率がいいです。
ご自身で採った種があれば一番ですが、ない方がほとんどだと思います。
おススメの調達方法を紹介します。
Seed stock(シードストック)で購入する。

僕が種を調達するときに利用しているオンラインストアです。いろいろな多肉植物の種があり、パキポディウムの品揃えも豊富です。
生産者の方はInstagramをしているので安心感もあります。(値段も良心的です。)
今回私はパキポディウム・グラキリスと恵比寿笑の種を10個づつ購入しました。そしてらおまけでアガベ・バスタマンテが10個ついてきました。サービス精神が旺盛です。
フリマアプリで購入する。
塊根植物を趣味で育てている人から購入しましょう。
簡単にそして、安価に購入することができます。
しかし、プロではありません、発芽率を担保することができないので余裕があればオンラインストアで購入しましょう。
実生の仕方
それでは本題。実生の仕方を紹介します。
準備するもの
- お皿(深皿が望ましい)
- キッチンペーパー
- サランラップ
これだけです。簡単でしょう。
手順
- キッチンペーパーを湿らせる。(ひたひたになるくらい)
- お皿にキッチンペーパーを敷く。
- 種を並べる。
- ラップで蓋をしてつまようじで空気の通り道を作ってあげる。
- 発芽する。
- 発芽をしたら用土に植えてあげる。


もう一度言います。簡単でしょう。僕はこの方法で今のところグラキリスの種が半分くらい発芽しました。残りについても時間の問題だと思います。
ちなみにアガベはすべて発芽しました。
コツは水を切らさずに、湿度を上げて発芽を促します。
恵比寿笑いは最初から用土に蒔いてみましたがなかなか発芽しません。
初心者の方は僕が紹介する方法で実生をしてみるのが発芽率が高いかと思います。
水やりの頻度
発芽して間もないころはたくさん水をあげましょう。乾ききる前にあげるのがベストです。
根をがきちんと用土に馴染み安定してきたら水やりの頻度は少しずつ減らしていきましょう。
実生株は愛着が湧いてかわいいに尽きる
実生株が成長して大きくなるまで長い年月がかかります。しかし、小さい頃から愛情をかけて育てた我が子のように思えてくるかと思います。
実生を始めて皆さんも植物沼にハマりませんか?
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