どうも、OTAです。
植活(特にアガベ)を始めてから約半年、僕の生育環境でも多少なりとも虫や病気のダメージを受けました。
その際に参考になる情報源もあまりなく、いろいろと薬を塗布したりしたのですが、これがあればとりあえず大丈夫という商品に出会ってしまったので紹介したいと思います。
アガベの害虫、病気について
アガベは基本的に病気や害虫に強い植物です。そのため、割と厳しく育ててしまいがちです。
気が付いた時には害虫、病気の餌食なんて皆さん経験したことはあるのではないでしょうか。
害虫について
アザミウマ(スリップス)
1ミリくらいの細長い昆虫で、春先の暖かくなる時期から長い昆虫で、春先の暖かくなる時期から秋まで生育します。
葉の表面組織から汁液を吸収することにより、変色、萎縮、奇形等の被害をもたらします。また、排泄物の付着による汚れや、ウイルス病の媒介者としても注意になります。
アザミウマは暗く、隠れることが好きです。生長点の奥まで侵入されてしまうと、生長点が食い荒らされアガベ的には死活問題です。

アザミウマの被害
カイガラムシ
カイガラムシは1mm~3mmくらいの昆虫で、形状は丸いものや縦長の種類もいます。葉や枝、幹に白や茶色のフワフワな点があったり、殻っぽい見た目のものだったり、白っぽいものが沢山ついている場合などはカイガラムシの可能性があります。
カイガラムシは最初はフワフワしている見た目ですが、植物に付着するとだんだんとワックスみたいなものを身にまとい貝殻のように硬質化してしまいます。
こうなると、薬剤での駆除が難しくなるため、予防が大事になります。

カイガラムシが付着した植物
病気について
炭疽病(たんそびょう)
秋から春にかけて現れるカビの1種。初めは葉上に黄緑色の汚れが現れ、拡がります。その後に鉄サビのような赤茶色に変化します。あるいは、突然葉状に黒っぽい点が現れ次第に円形に広がります。
植物特有のカビが原因の病気です。
範囲の拡大は水やりを介して広がってしまいます。
菌を持つ葉から別の葉に菌を持った水が流れ込むことで病気が広がります。
対処方法として、葉を切除することしかできません。
また、根本的に発生しないよう対処するほかありません。

炭疽病被害のアガベチタノタ
害虫、病気対策に役立つ薬剤は?
ベニカXファインスプレー

アガベが影響を受ける害虫、病気を網羅できる薬剤は「ベニカXファインスプレー」です。基本的にこれが一本あれば予防面、駆除面で心配することがないでしょう。
商品特徴(公式より抜粋)
- 花や緑の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
- 害虫に対しては速効性と持続性(アブラムシで約1カ月)を実現。
- 病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
塗布頻度
鉢上げ時、そして一ヵ月に1度の頻度で塗布するようにしています。
休眠期は特に植物の動きや害虫の動きも少ないため、気持ち控えめにしています。
効果・薬害等の注意(HPより抜粋)
- 使用に当たっては容器を良く振ってください(沈殿)。
- ぼけには使用はさけてください(薬害)。
- 花き類に使用する場合、花弁に薬液が飛散するとシミ等の症状が出るおそれがあるので、花にかからないように注意してください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の 有無を十分確認してから使用してください。
安全使用上の注意(HPより抜粋)
- 体調のすぐれない時は散布しないでください。
- 人に向かって噴射しないでください。
- 散布時は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖作業衣などを着用してください。
- 本剤は、のど、鼻、皮ふなどを刺激する場合、また、かゆみを生じる場合があるので注意してください。
- 風向きなどを考え周辺の人家、自動車、壁、洗濯物、ペット、玩具などに散布液がかからないように注意してください。
- ミツバチ及び蚕に影響があるので注意して使用してください。
- 街路、公園等で使用する場合、散布区域に縄囲いや立て札を立て、散布中及び散布後(最小限その当日)に関 係者以外は立ち入らせないでください。小児、人畜等に留意してください。
- 使用後の空容器は3回以上洗浄してから処理してください。
保管:飲食物・食器類やペットの餌と区別し、直射日光をさけ、密閉して、小児の手の届かない低温な場所に横 にしないで立てて保管。
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