どうもPlantsHolicのオタです。本日は当店でも販売している、アガベシャウィスト(シャウィー×イシスメンシス)についてご紹介させていただきます。

シャウィストは名の通り、シャウィーとイシスメンシスの交配でジェレミースパス氏が作出した交配品種になります。
まずは両品種の特徴をおさらいしてみましょう。
シャウィーはイギリスの植物学者John Shaw(1837-1890)の名前に因み、最大2メートルほどの大きさまで生長します。耐寒性はマイナス6度までは問題ないといわれます。ですが、原産地がメキシコなのでマイナス環境下での管理は適しません。
イシスメンシスは最大0.4メートルのコンパクトな株です。耐寒性はマイナス1度といわれています。
亜種として以下の品種がございます。
- Agave isthmensis ”Kabutogani” 兜蟹
- Agave isthmensis “Himeraijin” 姫雷神
- Agave isthmensis “Ouhikabutogani” 王妃甲蟹錦
- Agave isthmensis “Shirogane” 白銀(白銀甲蟹)
- Agave isthmensis “Youkihi” 楊貴妃
- Agave isthmensis “Ouhi raijin” 王妃雷神錦
- Agave isthmensis “Atomic Gold” アトミックゴールド(雷帝錦)
本題に戻り、シャウィストについてです。当店では1年ほど前にジェレミー氏より仕入をさせていただきました。
その後管理をしてきましたが、当方の主観では鋸歯はシャウィー。葉はイシスメンシスの系統を色濃く受け継いでいると考えています。耐寒性については葉がイシスメンシス系統のためそこまで耐寒性が高くないと推測します。
※当店では耐寒性がどんなに高い株でも10度以下での管理は室内及び、ビニールハウス環境下での管理を推奨しております。そのため、耐寒性の検証はしておりません。
また、シャウィストは葉の生え方に個体差がでます。イシスメンシスのようにボール状になる株。シャウィーのように反るように葉が生える株。このあたりは好みで選んでいいかもしれませんね。
個人的には反るように育つ形状のアガベは少ないのでそちらのほうが好みです。(ゼブラとか好きなので。
本ブログでは皆様の植物ライフ(特にアガベ)の一助になればと作ったブログです。基本的には当方の育成によって得た知見をメインに書いているので必ずしも正解があるわけはありません。書くからには正確な情報をお伝えできるように努めておりますが、その点はご理解をいただけますと幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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